朝のテレビ番組での星占いや一世を風靡した動物占い、そのほかにもたくさん〇〇占いというものがあり、私たちの暮らしにすっかり溶け込んでいる占いですが、ところで占いとはなんなんでしょう?
占い(うらない)とは様々な方法で人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものについて判断することや、その方法をいう。卜占(ぼくせん)や占卜(せんぼく)ともいう(「占い」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。2021年4月29日更新 https://ja.wikipedia.org/wiki/占い)
太古の昔から見えない未来を占ったり、人々の心の迷いを救ったりしてきた占い、占いとはどんなものでどう向き合っていけば良いのか?考えてみましょう。
占いには命・卜・相の3種類があると言われています。
【命】誕生日から見る、生まれ持っての不変的なもの
占星術・四柱推命・算命学・数秘術など
生年月日などをもとに、その人の生まれ持っての運命や宿命、性格を占い師が読み解くものとされています。どんな進学先や仕事が向いているなどが得意です。
【卜】偶然は必然、偶然から答えを導き出すもの
タロット・コイン・おみくじ・亀甲占いなど
選択の正否や進退など、決断に迷う様なときに使われることが多く、その時に出たサインによりヒントを得るイメージです。
【相】目に見えるサインを読み解くもの
手相・顔相・姓名判断
今ある現状を確認したり、運命を変えるためものとして使われてきました。改名、整形手術、手相を書き運命を変えるなどに使われることもあります。
占いは信じていいの?
占いに行くというときは、何か迷いがあったり、気になる人との相性を知りたかったり、何かしらの目的があると思います。占いには上の3種類があり、それぞれ得意分野があります。そのため、自分の聞きたい内容によって、その種類を選ぶことが大切です。上記のマーカー部分を参考に選んでみてください。
もし、占い結果が悪かったらあなたはどうしますか?
他の占い師さんのところに行くというならば、それは言って欲しい言葉がすでに自分の中にあるということ。逆に、いいことを言われたのに違和感を感じるならば、その原因を本当の自分は知っているということを示しています。
占いとは、本当の自分の心に気づくきっかけとなってくれるのです。
結果を信じるか?信じないか?というよりは、結果に対する心の動きをしっかりキャッチし、より良い方向へ進めるよう利用していくと考えてみてはどうでしょうか?
私が占いの現場でよく目にする光景の例を一つ出すなら、「いつ彼と別れたら良いですか?」と聞きながらも、本当はお別れを望んでいない言葉しか出てこないような状況。その際にお尋ねするのは、「心が望んでいないのに、カードがいつと示すなら、その時にお別れをするつもりなのですか?」ということです。占いの結果は、今の本当の自分の気持ちに気づくきっかけをくれ、より良い方向へ進むためにできることを考えるためのものなのです。
占いとは、より良い未来への地図
占いとは、過去・現在・未来がわかるもの。自分はどんな性質、どんな運命を持ち、現在どの様な様子で、今後どうなるか?そしてどうしていくかを決める助けをしてくれるものです。
その際、占い師の読み解きや問いかけは、とても重要です。もしあなたの出会った占い師さんが、恐怖や不安を煽るようならその人は本物ではありません。占いは、より良い未来への地図のようなもの。その地図をしっかり読み解き、アドバイスをくれるような占い師さんと出会えることで、しっかりと占いを活用されることを願っています。
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