まちがいはないから自由に使ってみる【オラクルカード・タロットカード】 -

皆さんは、オラクルカードやタロットカードというと、どんな時に使うイメージですか？見たり触ったりしたことはありますか？これらのカードには、だいたい素敵な絵や文字が描かれていると思います。今日は、そんなカードたちについてのお話です。

オラクルカードとは

オラクルカードは、「オラクル＝大きな存在の言葉、神託」という言葉の通り、何かを始めたいときや迷ったとき、向かうべく方向へ優しく背中を押してくれるようなメッセージをくれるカードです。

そのカードには、メッセージの言葉が書いてあったり、解説書がついていることも多く、誰でもすぐに使うことができ、一枚引くことで必要なメッセージを受け取ることができるカードです。

しかし、メッセージや解説書の言葉に引っ張られすぎないように、カードを見てどんな感じがするか？をまず感じてみてください。

タロットカードとは

タロットカードは、78枚のカードからなる占いのカードです。その一枚一枚には意味が込められていて、並べ方やそのカードの位置などからストーリーを読み解いていくような、使うためにはある程度の知識が必要なカードになります。しかし、カードや使い手に不思議な力が宿っていないと使えない…そんな魔法の道具でもないのです。

占いというと、未来を予測するイメージがあるかもしれませんが、タロットカードはカードを通じて、あなたが感じ取り、あなたの中から出てきたことが正解という捉え方をしています。なぜ、未来のことが当たるのかというと、人は潜在意識の方向に向かって未来を描いていくからではないでしょうか。

欧米では、自分自身の心の健康を保つためのツールとして使われることもあるくらい、タロットカードは自分の内側を探っていくためのツールでもあるのです。

まずは感じてみる

どちらのカードも最初に目にした時に、ハッとする、安心するなど一瞬感じたイメージがあると思います。とにかく最初は、それを見逃さない練習をすることが大切です。

ハッとしたなら、心当たりがあるのかもしれないし、安心したなら、きっと大丈夫って自分でわかっているってことかもしれません。

とにかく、この一瞬の感覚を感じ取ることが大切なのです。しっかり感じてから解説書などを読み意味を聞いてみましょう。

正解を求めすぎなくて大丈夫

しかし、解説書を読んでみたら自分の感じたことと解説の意味が違っていた…なんてことももちろんあると思います。でも、それは全然大丈夫です。解説の意味は一般的な大きなイメージ。カードの絵の小さな部分が気になって仕方がなかったり、自分の身の回りの場面に見えたり、カードはいろんな形でメッセージを伝えてきます。だから、まずは自分の心で感じてみることが大切なのです。

先ほど、カードや使い手に不思議な力があるわけではないと書きましたが、半分本当で半分嘘。カードは、その時必要なメッセージをいろんな形で投げかけてくる不思議な存在です。この人だから使えるのではなく、あなただから感じられるメッセージを投げかけてくるといった方がいいかもしれません。

もし、全然当たっていないと感じるなら、今はカードに聞くのではなくもっと自分で考えるときなのかもしないし、ピタリとくるメッセージならもう答えはわかってると言われているかもしれないなど、それさえも自分の中に答えがあると言えるのです。