「日食・月食」は、占星術では特別な天体現象としてとても重要視されており、普通の新月・満月よりも 運命的で長期的な影響 をもたらす、と言われています。
そもそも、日食や月食はどんな時に起こるのでしょうか。
日食が起こる原理
- 条件:新月のとき、月が地球と太陽のちょうど一直線上に並ぶ
- 仕組み:
- 新月の時は、地球 → 月 → 太陽の順に並ぶ
- 月が太陽の前を横切り、太陽の光を隠す
- その影が地球に落ちて「日食」となる
- 種類:
- 皆既日食:月が太陽を完全に覆う
- 金環日食:月が少し小さく見える位置にあり、太陽の縁がリング状に残る
- 部分日食:太陽の一部だけ隠れる
日食は、月の影(本影・半影)が地球に落ちることで見られる現象です。
月食が起こる原理
- 条件:満月のとき、地球が太陽と月のちょうど間に入る
- 仕組み:
- 満月の時は、太陽 → 地球 → 月の順に並ぶ
- 地球の影が月にかかり、月が暗く見える
- 完全に影に入ると「皆既月食」になる
- 種類:
- 皆既月食:月全体が地球の影(本影)に入る
- 部分月食:月の一部が影に入る
- 半影月食:地球の「半影」に月が入って、うっすら暗く見える
月食は、地球の影が月に映ることで起きる現象です。
1年に2回しかない日食・月食シーズン
上記のように、日食は新月の時に、月食は満月の時にしか起こりません。とはいえ、新月満月はどちらも1年で約12回ずつ起こるのに、日食月食を伴うものは、2回ずつ(たまに3回の時もありますが)しか起こらないのです。なぜでしょうか?
ポイントは「軌道の傾き」
- 月は 地球のまわりを公転 しています。
- でもその公転軌道は、地球が太陽のまわりを回る軌道(=黄道)に対して 約5度傾いています。
- そのため、ほとんどの新月・満月の時は、太陽・地球・月が「ちょっとズレて」一直線になりません。
→ だから「食」にならない。
食が起きるのは「ノード」でだけ
- 月の軌道が黄道を横切る点を ノード(昇交点・降交点) と呼びます。
(占星術では、昇交点をドラゴンヘッド、降交点をドラゴンテイルと呼びます。) - 食は 太陽と月がこのノード付近で一直線に並んだときだけ 起きます。
だから「年に2回」しかない
- 地球が太陽のまわりを1周する(1年)間に、太陽がノード付近を通過する時期が だいたい半年に1回 あります。
- その時期を「食の季節(Eclipse Season)」と呼びます。
- 1つの「食の季節」は約35日続き、その間に 新月→日食、満月→月食 が起こります。
- つまり、年に2回(多い年は3回)、日食や月食がまとまって起きるんです。
日食を伴う新月と月食を伴う満月
新月の意味
- 新月は「始まり・スタート」の象徴。
- 願いごとや目標を立てるのに最適なタイミング。
- エネルギーがゼロ地点に戻るので、「リセットして新しいサイクルを始める」意味があります
日食を伴う新月の意味
日食は「月が太陽を隠す現象」で、占星術では 運命的なスタートライン を示します。
通常の新月が「1か月サイクルの始まり」なら、日食は 半年〜数年単位での新しい物語の幕開け です。
日食新月の特徴
- 運命的な新しい始まり
自分の意志を超えた、大きな流れのスタート。
新しい人間関係・仕事・生き方のテーマが突然やってくることも。
- 外側からの変化が起きやすい
月食が「内面的な手放し」なら、日食は「外的な新しい展開」。
予想していなかったチャンスや出来事が起こる場合も。
- 自分の役割・使命が照らされる
太陽は「人生の目的・自己表現」の象徴。
その太陽が月に隠されることで「本当にやりたいこと」や「自分の使命」が見直されるタイミングになります。
- 半年先まで影響するエネルギー
日食も月食と同じく、次の食(約半年後)まで強い影響が続きます。この時に選んだ方向性が、長期的な未来を創造していくことになります。
過ごし方のアドバイス
- 「こうなりたい」という意図を強くイメージして言葉にする
- 新しいご縁やチャンスが来たら、迷わず掴む姿勢で
- 古い願いにしがみつかず、「新しい方向に開かれる」ことを意識
- 流れをコントロールしすぎず、やってきた変化を信頼する
🌑日食新月は、「宇宙が強制的に新しい扉を開いてくれる」タイミングです。
だからこそ、自分がどうしたいか、意図しておくことが大切になります。
満月の意味
- 満月は「完成・成就・収穫」を表します。
- 新月で始めた願いやテーマが形になり、結果が見えるタイミングです。
- 一方で「手放し・浄化」にも適しており、不要なものを解放する力も強まります。
月食を伴う満月の意味
月食は「地球の影が月にかかる現象」で、占星術では 運命的な節目 や カルマ的な清算 を意味します。
月食満月の特徴
- 運命の転換点
普通の満月は約1か月のサイクルの区切りですが、月食は半年〜数年単位での「大きな流れの変化」を告げます。 - 過去との清算・因縁の解放
月食は「カルマの浄化」「ご縁の整理」がテーマ。
人間関係や心の習慣など、過去に縛られてきたものを手放す流れが強まります。 - 隠れていたものが浮上する
月が影に隠れるように、無意識や隠されていた事実が表に出ることがあります。
隠しごと、抑えてきた感情、本心があらわになりやすい時期です。 - 次の半年を方向づける力
月食は「食の季節」と呼ばれる流れの中で起こり、そのエネルギーは半年先まで影響します。この時期に決めたこと、手放したことは、未来に大きな意味を持つことになります。
過ごし方のアドバイス
- 今までのパターンで「もう終わりにしたいもの」を書き出して手放す
- 強く執着していたものを緩める
- 運命的な出会いや別れがあっても流れに委ねる
- 心身の休養をしっかりとって、感情を整える
🌕月食の満月は、普通の満月のエネルギー(完成・手放し)に加えて、 運命的な清算と大きな転機を意味します。
まとめ
太陽の通り道(黄道)と月の通り道が、ちょうど重なる1年に2回のタイミング。これは、占星術で言う、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルと呼ばれるポイントです。
ドラゴンヘッドは、「未来の課題」「魂が向かう方向」「新しい可能性」を示し。ドラゴンテイルは、「過去から持ち越したもの」「慣れすぎているもの」「カルマ的傾向」を示します。この時期は、過去世から持ち越したものや、今生学ぶべきことといったテーマに光が当たる時。「運命的」「カルマ的転機」と解釈される時期であり、食の季節は「魂の道が書き換わる時」とされています。
この大きな節目に、ぜひ人生の方向性を修正してみてくださいね。

















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